棟梁紹介
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山本棟梁
mH房の現場を語る上で外す事のできない棟梁
今年で大工歴34年
大工としてすごしてきた今までの思い出を
じっくりと語ってもらう時が来た
妥協したら自分ではなくなる
「職人山本雅彦」がデキルマデ
今年で大工歴34年
大工としてすごしてきた今までの思い出を
じっくりと語ってもらう時が来た
妥協したら自分ではなくなる
「職人山本雅彦」がデキルマデ
振り返ると大工になるのが宿命だった
水野 山本棟梁とは、かれこれ5年くらいの付き合いになりますね、現場の事も色々教えてもらってきましたが、今回は現場のことも含めて、「職人山本雅彦」について話をしてもらいたいです。
山本 あらたまってそんな話をするのは恥ずかしいね、まぁ俺のことでよかったらなんでも話すから聞いてよ。あんまりかっこいい事はしてきてないから、人に自慢できることはあんまりないけど…。
水野 いやいやそんなことないですよ、色々質問を用意してきたんで始めましょうか?ありきたりの質問ですが、大工さんになったきっかけや、理由みたいな物ってあるんですか?
山本 一番の理由になっているのは親が大工だったことかな?兄貴も大工をやってるからね。家の敷地の中に親父の仕事の工場兼倉庫があったから、学校が終って帰ってくるとよく工場に行って遊んでいたよ。余った材料とかが置いてあるから、その木を使って親父の真似をして遊んでいたよ。おかげで、中学校の技術の時はノコギリや釘打がうまくてクラスの人気者になったなぁ。
水野 いきなり自慢話じゃないですか…。さっき自慢できることないって言ってたばかりなのに。
山本 ん、ん、まぁ今、大工をやっているのは親父の影響だね。小学校の時に地の神様の社を作ったらほめてもらって、それからだろうなぁ大工をやってみたいって思ったは。中学の時には将来は大工になるって決めてたからね。
水野 じゃぁ中学卒業してすぐに親父さんに弟子入りしたんですか?
山本 浜松にある職業訓練校に1年入って、職人になるための基本的なことを教えてもらってから親父の下で大工修行を始めたんだけどね…。
水野 ん?なんか微妙な口調じゃないですか?なんかあるんじゃないですか、せっかくの機会ですから細かく教えてもらいますよ。
廣畑棟梁と休憩中
山本 う〜ん。そうだな。訓練校での1年間は同年代の仲間がたくさんいて楽しくてねぇ、寮生活だったこともあって毎日部活の延長みたいで楽しかったよ。朝から晩まで、大工や建具職人になるための基礎知識から専門知識まで訓練校の先生に叩き込まれたよ。先生ってのも大工の経験者だから、わからないところは授業が終わってから教室に残って教えてもらったよ。懐かしいなぁ…。
前半の半年は授業が中心だったけど、卒業前の半年はクラスのみんなで木造の倉庫をつくらせてもらったんだよ。基礎から全部だから大変だったよ、みんながみんな真剣に授業を受けている奴ばかりじゃなかったから、担当した人によって仕上がりも全然違ったし。困ったところや、わからないところも先生は簡単に教えてくれなかったからね「疑問や意見が分かれたら、すぐに聞くんじゃなくて自分達で意見を出し合い相談して進めろ」って感じでね。みんなでワイワイ言いながら何とか完成させたんだけどね、もし今見たら、とんでもない作りかもしれないけど、完成した時は感動したなぁ。「この仕事で俺は生きていくんだ!」って思ったからね。
前半の半年は授業が中心だったけど、卒業前の半年はクラスのみんなで木造の倉庫をつくらせてもらったんだよ。基礎から全部だから大変だったよ、みんながみんな真剣に授業を受けている奴ばかりじゃなかったから、担当した人によって仕上がりも全然違ったし。困ったところや、わからないところも先生は簡単に教えてくれなかったからね「疑問や意見が分かれたら、すぐに聞くんじゃなくて自分達で意見を出し合い相談して進めろ」って感じでね。みんなでワイワイ言いながら何とか完成させたんだけどね、もし今見たら、とんでもない作りかもしれないけど、完成した時は感動したなぁ。「この仕事で俺は生きていくんだ!」って思ったからね。
水野 何の問題もないじゃないですか?その後、親父さんの下で大工の修行して独立したんじゃないんですか?
山本 ん?ちょっと違うんだよ。卒業後親父の下で働いたんだけど、周りの友達が遊び盛りでね、みんなが遊んでるのが羨ましくなっちゃったんだよね。親と仕事しているから甘えているってこともあったし…。そのころ親父が職人の仕事は、「甘えのある環境で育った職人がまともな仕事はできない」ってことで俺が親父に甘えることをできないように、知り合いの棟梁さんを紹介してくれてその棟梁さんの下で修行を始めたんだ。厳しい棟梁だったなぁ
完成後にお施主様の喜んでいる笑顔が見れるのが最高に嬉しい
水野 へ〜、厳しいけどやさしい親父さんなんですね。
愛車で颯爽と
山本 そうだね、今思うと親父にはいくら感謝しても足りないくらいだよ。今の自分があるのは本当に親父のおかげだな。
水野 そうなんですね。 山本さんは大工歴は33年ですが、初めて自分が棟梁として建てた家って今でも覚えてます?
山本 覚えてるよ!だって自分の今住んでる家だからね。
水野 お!そうなんですか?、あの家って山本さんの最初の作品だったんですね。ウッドデッキ付の水色の外壁の家。ジュビロファンの山本さんらしい素敵な家じゃないですか。
山本 まぁ〜、外壁の色はいいとして、あの家は通常の仕事が終わった後とか、休みの日を使って作った家だから俺自身、自慢の家だよ。水色は塗りあがった当初は派手すぎて恥ずかしかったけど、それもいい思い出だよ。
水野 いい家ですもんね。娘さんと奥さんの写真もたくさん飾ってあって幸せそうですし。
山本 ん。やっぱ恥ずかしいなぁ、照れちゃうから、仕事のことをもっと聞いてよ。
水野 そうですね、じゃあ山本棟梁の仕事に対するこだわりや、お施主様に見てもらいたいポイントは?
山本 こだわりか〜、水野君はいつも俺の仕事を見てくれてるから分かると思うけど、「妥協・手抜きを一切しない」ってとこかな。完成すれば見えなくなってしまう所も、俺は絶対に手を抜かない!自分のプライドもあるけど、頼んでくれたお施主様に申し訳わけがないからね。」床板の継ぎ手や廻り縁、巾木の留めに隙間がないってことは、俺の中では重要な部分だからね、クロス職人が調整してくれるんではなく、大工として誇りをもって丁寧な仕事をするのが俺の大工ポリシーだよ!
水野 熱いコメントありがとうございます。そんな気持ちで仕事をしてもらっているということがとても嬉しいです。ありがとうございます。
山本 ちょっと興奮しちゃったけどこれは俺のウソ偽りの一切ない気持ちだからね。これからもこの気持ちを忘れないでいたいしね!
いつか宮大工の仕事をしてみたい。そのわけは…。
水野 じゃあ、山本棟梁をそこまで熱く語らせてしまう大工の仕事の魅力ってどんなとこですか?自分の仕事にポリシーをしっかり持つ、棟梁だからこそ聞いてみたい質問です!
感謝状をいただきました
山本 魅力か?意外に難しい質問だなぁ、うまく説明できないけどやっぱり自分の思ったことや、やったことが形となって残せることかな。基礎は違うけど、まっさらな土地に木を使って加工して、人間が住める物を作っているってことを改めて考えるとすごいことだと思うけどね。お施主さん達が何年も考え抜いて、決めた建物を、具現化して納得の建物を提供しているから、誇りのもてる仕事だと思うよ。
完成後もそうだけど、床ができた時や玄関ドア・サッシがついた時などゼロから始まった物ができあがっていくのをお施主さんが見て喜んでくれて、笑顔で「ありがとうございます」「すごい!家になってきてる」なんて言葉がもらえた時は最高の気分になるからね。あの感動を味わったら、大工はやめられなよ。
完成後もそうだけど、床ができた時や玄関ドア・サッシがついた時などゼロから始まった物ができあがっていくのをお施主さんが見て喜んでくれて、笑顔で「ありがとうございます」「すごい!家になってきてる」なんて言葉がもらえた時は最高の気分になるからね。あの感動を味わったら、大工はやめられなよ。
水野 確かにそうですね。お施主様の笑顔は嬉しいですもんね。自分が作ったとなればぼくらが感じる何倍もの思いになりますね。ぜひその気持ちをずっと味わえるような仕事をこれからもお願いしますよ。
山本 わかってるよ。まかせてくれて大丈夫だよ!
水野 では、質問をもう1つ。山本棟梁にとって大工の仕事が天職なのは先程の質問でわかりました。そん棟梁が、もし他の職人さんになるとしたら、どんな仕事をやってみたいと思いますか?
山本 はっ?他の仕事?う〜ん、小さい頃の夢はプロ野球の選手になることだったんだけどなぁ。
水野 プロ野球ですか?初めて聞きましたよ!
山本 王・長嶋時代の人間だから、子供のときはやっぱり巨人軍の選手になりたかったなぁ…。
水野 ソフトボールは今でもやってますもんね。へ〜、なんか以外な答えでびっくりしましたよ。じゃあ住宅を作る職人だったらなんの職人さんになってみたいですか?
山本 職人?ん〜、あんまり変わんないけど宮大工の仕事をやってみたいな!
水野 宮大工って、お寺とか神社を作る専門の大工さんですよね、本当に大工の仕事が好きなんですね。宮大工のどんなところに魅かれるんですか?
山本 俺さぁ、お祭り大好きだから神輿を作るのってやってみたいんだよね。みんなが熱狂する祭りの中心だからね、神輿は!
水野 あれ?前に地元のお祭りの屋台を作ったって言いませんでしたっけ?
山本 作った!作った!でもやっぱり神輿がいいな、あと神社や仏閣もえ作ってみたい。自分の名前が残せるからね。あ〜やってみたいな。
水野 へ〜、そうなんですね。いつか依頼が来るといいですね。最後に今後の仕事の目標をお願いします。
山本 お施主様にこの大工に頼んで本当によかったと思ってもらえる仕事を続けること!
水野 おっ!頼もしい言葉ありがとうございます。今、お願いしていますM様邸もお施主様に喜んでもらえる仕事を引き続きお願いしますよ!
山本 わかったよ!きっと喜んでもらえる家を完成させるよ!
水野 よろしくお願いします。
